「カラオケの点数が伸びない」というお悩みをよくいただきます。非常によくわかります。機械の採点は、時に私たちの歌への自信を揺るがしますよね。
しかし、まきの歌広場では、歌の評価について大切なことをお伝えしています。それは、「機械がつける点数」と「心が感じる点数」は、まったく別物だということです。
機械の点数は「ゲームのスコア」です
カラオケの採点システムは、非常に優秀な技術です。しかし、機械が測っているのは、たとえば以下のような要素が主です。
* 音程の正確さ
* ビブラートやコブシなどの技術の数
* リズムの正確さ
つまり、採点は「機械が反応しやすい技術をどれだけ正確に盛り込んだか」というゲームのスコアです。
中には、点数を取るためだけに、不自然に揺れるビブラートなど、芸術的な魅力のない「極度に高得点を狙った歌唱法」を追求されている方もいます。点数を求めることは、あくまで「ゲームを楽しむ」という、個人的な喜びなのです。
本当に目指すべき「100点の歌」とは？
私が考える「本当の100点」とは、「もう一度あなたの歌が聴きたい」と、聞いている人から心からの拍手をもらえる歌です。
あなたが目指すべきゴールは、カラオケ会社が用意したレールの上の機械測定が導き出した点数ですか？それとも、目の前で歌を聞いている人からの拍手ですか？
カラオケの点数にこだわる歌は、あくまでも個人的な趣味の世界です。テレビでカラオケの高得点を競う番組がありますが、カラオケ会社の広告、参加型のゲームという見方もできます。もちろん高得点が取れる方は総じて歌が上手い方ばかりです。しかし、人とのコミュニケーションや交流のきっかけを生み、心を揺さぶる歌は、それとはまったく別のジャンルなのです。
あなたの歌の価値は、点数では測れません
歌には、テクニックだけでは測れない、その人自身の個性、表現、感情という無限の魅力があります。
もし、あなたが本当に「聴く人の心に届く歌」を目指すなら、機械の顔色を伺う必要はありません。自分の感性で自由に歌い、その歌で誰かの心に何かを届けようとする姿勢こそが、あなたの歌の価値を何倍にも高めるのです。あなたの歌いかたの癖や表現を「これが私です！」と主張する強さを持ちましょう。
まきの歌広場は、点数ではない、あなたの「心を動かす歌」を磨くお手伝いをします。
お問い合わせはまきの歌広場公式LINEまで
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