歌える体と歌える心をはぐくむボイトレ
はじめまして。まきの歌広場へようこそ!
私は、中高年の皆様の歌唱力向上に特化した「ボイストレーニング教室まきの歌広場」の講師のまきです。
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講師プロフィール
名前:まき
生まれた年:1976年
住まい:愛知県岡崎市
教室開校年:2018年
略歴:福祉系四大卒。介護福祉士、保育士として働きながら2018年より週末、休日にスナックの空き時間をお借りしてボイストレーニング教室の運営を始める。2021年4月オンラインで教室を開講。
歌唱履歴:2000年~現在、豊田市おいでん祭り(現在のマイタウンおいでん)で所属のマキノバンドのボーカルとして「おいでん」を歌唱。2021年豊田市より「とよたアワード」受賞。地元密着バンドとして数々のステージで歌唱。
趣味:歌うこと、知らないことをググること、お笑いを見ること
飼ったことがある動物:犬、フェレット、ハムスター、チャボ
好きなもの:お笑い、ライブ配信、歌うこと
好きな歌手、アーティスト:美空ひばり、中島みゆき、松任谷由実、スティービーワンダー
特技:ピアノ、ギターで曲の耳コピ、人のいいところを見つけること
まきの歌広場について
まきの歌広場は
歌える身体は元気なからだ、歌える心は元気なこころ
を主軸に歌える身体と心つくりから歌唱技術習得までをサポートする教室です。
忙しい大人の皆さまがコツコツと継続的にボイストレーニングに取り組めるプログラムをお届けしています。
トレーニング教室の役割
「トレーニング」と名前の付くものは「継続」が重要です。
世の中に動画や書籍など学べる媒体は溢れていますが、その効果を得られるのはすべて「継続して実行した人のみ」です。
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歌が楽しく歌えるようになった!
歌が上手くなったと友達に言われた!
今まで歌えなかった歌が歌えるようになった!
声量が上がった!
このような効果をみなさんに感じていただくには
「継続的なトレーニング」
が行えるかどうかが重要になってきます。
どんなプログラムだったら効果があるのか、楽しく続けることができるのか。
まきの歌広場は独自のプログラムを考案して
日々の皆様のボイストレーニングをサポートしています。
私が歌が大好きになったきっかけ
私は山奥の田舎育ち。子供のころの娯楽はその当時流行していた「8トラ」のカラオケで歌を歌うことでした。
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8トラのカラオケがきっかけで歌が好きになったという方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
私も大好きな祖父母に褒められることが嬉しくて練習に励んでいました。
ちょうどこの頃お茶の間でよく見ていた「NHKのど自慢」。
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当時小学生だった私はいつも不思議に思ってたことがありました。
「素人もプロも同じ歌を歌ってるのになんでこんなに違うんだろう?」
メロディーも歌詞も素人の人もほとんど正確に歌ってるはずなのに。
特に美空ひばりさんの歌声に関しては、同じプロと言われる歌手の人でさえも、
何か違う風に聞こえる。
何かがその人らしい歌を決めているように思うけれど
それが何かわからない、違いが説明できない。
漠然と何か「違い」があるのはわかるけれど、それが何かわからないままずっと胸に抱えていました。
歌いたい私と人からの評価を恐れる私
友達とカラオケをすると「うまいね!」なんて言われることもあって
「てへへ。」と得意になっていた私でしたが、10代の後半にさしかかると、
「歌うこと」と「自分の今の姿」に折り合いがつかなくなくなり
心身のバランスを崩すこともありました。
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それは人からの評価を恐れていたことが原因でした。
例えばこんな風に・・・
- 人に歌を聴いてもらいたいのに自分の容姿などコンプレックスがあり堂々と歌えない
- 歌の上手い人の歌を聴いて自分に自信をなくす
- 負けず嫌いで弱みやコンプレックス自体を人に指摘されたくない。歌の評価をされたくない
- 自分のできないことを得意な歌でカバーしようとするもののカバーできるほど飛びぬけてうまいわけではない
- 歌が上手くなる→歌手になるという将来は絶対にないだろうことがわかっているのに自分には歌うことしか取り柄が無い
なりたい自分と現実の自分のギャップにいつも苦しさを感じていました。
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人に聴いて欲しいけど、聴かれたくない歌を歌っていた頃でした。
ボイストレーナーなのに○○がない
ここで、私のことを「ボイストレーナー」と書いてきましたが、
私は音大を卒業したわけではありません。
歌手になる夢があったわけでもなく、
カラオケの先生がお部屋に並べておられるような
カラオケ大会の優勝トロフィーなども一個も持っていません。
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先ほどお話したように、自分を評価されることを極端に避けてきたので、
他人に歌を批評されたりランク付けのある舞台からは逃げてきました。
なので私の歌の実力を証明するものがありません。
私の弱い部分ですね。
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歌を比較すること、批判することに抵抗があったので
「人と比較しない歌の楽しみかた」を求めていました。
その結果自分の歌唱力を評価される場所を避けて来てしまったのです。
歌の全てを教えてくれたA子先生との出会い
歌を歌いたい自分と現実との折り合いがつかず
バンド活動でどんどん人気者になる友人を羨ましく思う日々を送っていた大学生の頃
小さなカラオケ教室を開いているA子先生と出会いました。
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私の人生に最も大きな影響を与えてくれたA子先生
後に私はこのA子先生から歌のすべてを教えて頂くことになります。
A子先生との出会いは私のバイト先のスーパーでした。
たまたま近所の銭湯に行ったとき、脱衣場でばったりとA子先生と出会い、裸ん坊でご挨拶。
たまたま番台のおかみさんが「その人歌の先生だよー」と教えてくれたんです。
先生のお人柄にも惹かれていたのでその場でレッスンの見学をお願いしました。
後日レッスンの見学をさせて頂き雷に打たれたような衝撃を感じました。
「すごい!この先生から歌を学びたい!!」
入会を即決しました。
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直観でしたが、
私が子供のころからずっと思っていた「あの疑問」の答えをこの先生は知っていると思ったのです。
このA子先生との出会いから結婚するまでの約10年。教室に通い続けました。
楽しくて、楽しくて、楽しくて!
歌の全てを先生から学ぶんだと心に決めていました。たくさんの時間を先生の元で過ごしました。
「弟子」になった気持ちで通い続けました。
ここでA子先生のご紹介を少し。
日本屈指の有名大学の教育学部に在学中、
レコード会社「研音」に歌手の卵として所属。
当時業界最先端のボイストレーニングを受講し、デビューめざし訓練を受ける。
レコードデビューしたものの夢半ばで歌手の道を断念。
トレーナーに転身活動ののち帰郷。
その後は小都市の片隅で大きな看板を出すこともなくカラオケ教室を運営。
教育学部を卒業しておられたこともあり、
論理的に人に教えることが上手な先生は
目見えない歌の歌い方を感性で伝えると共に、
言葉で自分の考えを伝える重要性も示してくれました。
先生は決して答えを言わず、生徒の私たちが自分の力で気づくまで
待つ姿勢を貫いてくださる、そんな先生でした。
「たかが歌」「されど歌」
さて、話は変わりますが、ジャズやクラッシックの歌い方って
学問としてもちゃんと確立した分野がありますよね。
なんというか、格式や伝統があるとでも言いましょうか。
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一方私たちがカラオケで歌うポピュラーミュージックや歌謡曲の歌い方ってどうでしょう。
芸術として正解の幅が広く、多様性に満ちていて、表現の自由度が高いので
何でもありの世界でもあります。
よって何が正解かわかりにくい歌唱法でもあります。
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いまでこそ大学のカリキュラムにもポピュラーミュージックを学ぶ場があったりしますが、
これが正解という明確なものがなく、講師の数、歌い手の数だけ正解があるといった「答えの無い世界」と私は感じています。
流行ってたくさんの人に歌われた歌がいい歌と評価されるので、その時代によっていい歌の歌い方の定義も変化してしまう。まさに「歌は世につれ人につれ」の世界です。
大人が歌を学ぶ意味
「上手い歌」「いい歌」の基準は時代と共に移ろうもの。
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そして、特に練習しなくても歌うことは楽器演奏に比べたやすく、それを「学ぶ」というのはあまり必要性をかんじないかもしれません。
私たちは教わらなくても人生の一部として歌を楽しんでいます。
A子先生はあるときは「たかが歌」とビール片手にタバコをふかしながら歌を楽しみました。
ある時は「されど歌」と繊細にストイックに歌に向き合いました。
先生の手にかかれば世にあふれる「たかが歌」も学問となり、
そこにはたくさんの学びのある「道」があることを魅せてくれました。
歌を学ぶ意味を教えてくれました。
人と比較しない歌の楽しみ方
先生の元で歌に向き合う時には「人と比較する」という観点はほとんどなく、
この歌を「自分はどう歌うか」を追求することに没頭するだけ。
自分が両親からいただいた体、口の形、体格、今までの経験、思考、すべてを総動員して
自分の想いを表現する。
自分を研究して、ベストを尽くす。
全ては自分から出る最上級の歌声に出会うため。
まさに私が求めていた「人と比較しない歌の楽しみ方」があることを先生は教えてくれました。
いい歌ってどんな歌
「楽しく歌えたらいいんだよ」とよく聞きます。もちろんそれはそれでいいけれど
もう一度聴きたいと言ってもらえない歌は悲しいですね。
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私はみなさんにいい歌を歌ってほしいと思っています。
歌の恩恵をたくさん受けて幸せになっていただきたいと思っています。
では、いい歌ってどんな歌なのでしょう?
ここで答えを言ってしまいたいところですが、
目指すべき「いい歌」とは何かは、ぜひ私と一緒に学んでいきましょう。
最後に
歌は人に受け取ってもらって初めて「歌」になります。
自分の歌を歌うということは、聴いてくれた人とのご縁がそこにあるということです。
独りよがりの歌や、正しさにこだわる歌。
歌えば歌うほど苦しくなる歌を歌っていませんか?
人と人を繋ぎ、幸せになる歌をみなさんに歌っていただきたいです。
まきの歌広場は皆様が失敗を恐れずのびのびと歌える場所を作ります。
たくさんの出会いがあり、笑顔が生まれるそんな場所を
末永く提供していきたいと思っています。
「歌」をどうぞ皆様の人生に生かしていってくださいね。
さぁ、一緒にボイトレしましょう!