衝撃!これが真実 ボイトレの効果が出るまでの期間
ボイトレってどのくらいやったら効果が出るの?
みなさんとっても気になると思います。
様々な目的でボイストレーニングをされると思いますが、
歌が大好きな皆さんの思い描くボイトレの効果は
きっと歌が上手くなることですね。
さてここでは、
いい歌を歌うために身に着けるべき技術が、
どのくらいの期間で習得できるのかについて
わりと習得が早かったAさんと標準的なBさんの事例をもとにご紹介いたします。
ここで一つ注意していただきたいことがあります。
歌が上手くなるという基準は人それぞれで、
歌のトレーニングに関してまだ経験のない方にとっての基準と私の基準には大きな違いがあるかもしれません。
ここでは10年歌を学び、1000人以上の歌声診断をしてきたボイストレーナーの立場での歌が上手くなったという基準でお伝えします。
もしかしたら「えっ!そんなに時間がかかるの?!」
と思われるかもしれません。
時間はかかります。
逆に、
誰でも簡単にできるような文言でレッスンに誘導したり
すぐに上手くなってデビューできるよというおいしい話に
惑わされないほうがいいと思っています。
ボイストレーニングは基本的にお一人ずつにオーダーメイドで行うトレーニングです。
声はもちろん体も音感もみなさん違います。これさえできれば!と全員に一斉授業して習得して頂けるような単純な技術ではありません。
ボイトレや歌の練習にまだ本格的に取り組む前の方は、ぜひここで習得すべき技術にはどんなものがあるのか、どのくらいのトレーニングが必要なのかをしっかり捉えてからスタートされることをお勧めします。
また、すでにトレーニングを始めている方は必要な技術がきちんと習得できているかの確認にぜひご利用ください。
AさんとBさんの場合を検証します
さて、受講生のAさんとBさんがどのくらいの期間受講してどんな効果が出たのかをご紹介していきましょう。ちなみにまきの歌広場の受講生さんの平均年齢は48歳です。
習得ペースがわりと早かったAさんの場合
【年齢】48歳 【音楽歴】特になし
【お悩み】
たくさん歌うと喉が痛くなる。高い声が出ない。自分はあまり歌が上手くないような気がする。
【1ヶ月のレッスン回数】
個人レッスン60分×4回
口腔、表情筋等の筋力トレーニング 40分×8回
単音の発声 習得期間
4ヶ月~
【受講4ヶ月時点での習得の内容】
身体に余計な力が入らなくなった
口唇を開く筋力がついた
単音発声(あ、え、い、お、う等)の唇、口の中、喉の奥の空間維持ができるようになった
鼻、口、喉の空間に響かせる音が出せるようになり、高音域が5音拡大した。
腹式呼吸時の身体の使い方がわかった
【解説】
連続しないあ、え、い、お、う等の単音の発声の習得は、早い方で4ヶ月くらいです。期間中は1週間に1回60分のボイストレーニング、それとは別に1週間に2回、各40分の全身、口、表情筋、唇、舌のトレーニングを受講されました。レッスンの量は多いです。さらにご本人のトレーニングに向かう熱意が相当ありましたので、このようなペースで歌声が変化しました。
連続した音の発声 習得期間
12ヶ月~
【受講12ヶ月時点での習得の内容】
50音の言葉の粒を独立させ、明るみのある発声することができるようになった
苦手な発声の箇所になると明るみを維持できない場合や、ピッチの不安定が出現する場合がある
口唇をしっかり動かし、明瞭な発声ができるになった
ゆっくりの連続音発声時の口唇、口腔、咽頭腔の空間維持ができるようになった。早い速度では対応できない時がある
腹式呼吸で歌うと効率の良い発声ができることを理解することができた。実際の歌唱時に腹式呼吸を維持することが難しい時がある
【解説】
12ヶ月の時点ではゆっくりした連続音の発声において明瞭さ、明るみが維持できました。テンポが速くなってくると単音の発声の明瞭さ等が不足し、特に苦手な音においては対応できずピッチの乱れ等がみられました。歌唱においては以前は喉声で歌い、すぐに声を枯らしていらっしゃいましたが、体の力を抜き軽く安定した声量で聴き心地のよい声で歌うことができるようになりました。
標準的なBさんの場合
【年齢】50歳 【音楽歴】特になし
【お悩み】
歌は好きだけど人前では自信が無くて歌わない。声が小さい。好きなアイドルの歌を1曲は自信を持って歌えるようになりたい。
【1ヶ月のレッスン回数】
個人レッスン60分×2回
口腔、表情筋等の筋力トレーニング 40分×4回
単音の発声 習得期間
12ヶ月~
【受講12ヶ月時点での習得の内容】
身体に余計な力がることは少なくなってきた。高音域では力んでしまうことがある
口唇を開く筋力がついた
単音発声時の口唇、口腔、咽頭腔の空間維持が意識できるようになった。ただし、時々筋肉がゆるむことがある
腹式呼吸時の身体の使い方がわかったが、時々意識することを忘れるときがある
【解説】
1ヶ月に2回の個人レッスンの生徒さんです。ゆっくりのペースですが確実に発声についての知識を学び、必要な筋力が鍛えられてきました。意識しながら発声するときはしっかりとした力強い発声となります。ふと油断したり、ほかにやることが増えると発声を維持できなくなることがあります。
連続した音の発声 習得期間
18ヶ月~
【受講18ヶ月時点での習得の内容】
50音の言葉の粒を独立させ、明るみのある発声することができるようになった。声量がアップし、はつらつとした歌を歌えるようになった
ゆっくりの連続音発声時の口唇、口腔、咽頭腔の空間維持ができるようになった。高音域、早い速度では対応できない時がある
腹式呼吸で歌うと効率の良い発声ができることを理解することができた。実際の歌唱時に腹式呼吸を維持することが難しい時がある
【解説】
ご受講前に比べると明らかに歌唱が変わったことがご本人はもちろん、周囲の方にも気づいてもらえるほどになりました。目指すべき声のイメージがしっかりできてきて、その声を出せるようにと明確な目標を持って練習、歌唱共に楽しんでいらっしゃいます。細かな技術面ではゆっくりのペースがゆえに苦手個所の克服まであと一歩の状態ではありますが、のびのびとご自身の歌声を楽しんでいらっしゃいます。
ボイトレを受講し始めてどんな効果を感じていらっしゃいますか?
受講を始めて1年半が経ちます。歌うことがとても楽しくなりました。今はギターにも挑戦して弾き語りができるようになるために練習を頑張っています。
受講を始めて2年経ちました。今までは友達とカラオケに行っても歌わなかったのに、今はまきの歌広場でできたお友達と一緒に毎日カラオケアプリで歌って楽しんでいます。私のファンですと言ってくださる方もできました。
ボイトレの効果を感じたのはいつからですか?
AさんとBさんに
「いつからボイトレの効果を感じましたか?」とお聴きしたら
こんなお返事が返ってきました。
ボイトレを始めてから歌うことが楽しくなりました!
なんと!ボイトレを始めてから歌うことが楽しくなったとのことです。
ボイトレの効果を「歌が上手くなること」とすると
客観的に技術の習得度合を査定しなければならないですし、習得に必要な期間も長くなるのは当然のことですが、
ボイトレの効果を「歌うことが楽しくなること」とすると
「初日から」
という結果になりました。
衝撃の結果となった理由
長々と解説させていただきましたが、
衝撃の結果をここにご報告させていただきました。
これがボイストレーニングの効果なんですね。
あらためてボイトレってすごいなと思いました。
歌を学ぶってやっぱり楽しいんだなって安心しました。
お二人とも忙しい中レッスンの時間を確保して熱心に取り組んでいらっしゃいます。
お二人の事例からぜひボイストレーニングの効果を感じていただけたら嬉しいです。
ちなみに、AさんとBさんのレッスンプログラムと受講料は
こちらです↓
Aさん ※併用受講割引利用
1ヶ月4回個人レッスン 13,200円
ビデオ通話ボイトレ(グループレッスン)1ヶ月12回以内何回でも受講OK 3,300円
合計 16,500円(5か月目から14,300円)
Bさん ※併用受講割引利用
1ヶ月2回個人レッスン 6,600円
ビデオ通話ボイトレ(グループレッスン)1ヶ月12回以内何回でも受講OK 3,300円
歌唱練習 (1ヶ月12回)2,200円
合計 12,100円
ご希望のレッスンを組み合わせて受講できます
【レッスンメニュー】※1つのコースでの受講はできません。複数組み合わせてご受講ください。
通話ボイストレーニング60分 1ヶ月12回
個人レッスン60分 1回2,750円~3,850円
歌練習60分 1ヶ月12回 2,200円
その他特典イベント ビデオミーティング、オンラインカラオケ大会等
ボイトレにチャレンジしたい方はこちらにお問い合わせください。
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